債権回収。借りたカネを返そうとしないから、返してよって言いに来たんだが
皆さん、お疲れ様です! 元「最強(最凶)」の多重債務者、元・タジュウです。借金ランキングとかあったら上位入賞していたところです。そんなのに入賞したくないが?
この記事の目的
今回は、私の壮絶な経験を元に「債権回収」というリアルでコワいテーマについて徹底解説します。なぜこのテーマを選んだのか?それは以下の理由からです:
- 多重債務者にとって最大の恐怖が「債権回収」だから
- 正しい知識があれば、不必要な恐怖から解放されるから
- 適切な対処法を知ることで、新たな人生のスタートを切れるから
本記事で学べること
項目 | 内容 |
---|---|
債権回収の基礎知識 | 定義、プロセス、法的根拠 |
実際の回収手段 | 自力回収と他力回収の違い |
対処法 | 法的債務整理の選択肢と注意点 |
心理的サポート | 多重債務者の心理と対処法 |
私の座右の書である「賭博黙示録カイジ」からの学びも交えながら、債権回収の実態と対処法を分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、あなたも債権回収の恐怖から解放され、新たな一歩を踏み出せるはずです。一緒に、借金地獄からの脱出を目指しましょう!
さあ、深呼吸して、心の準備はいいですか?それでは、債権回収の世界に飛び込んでいきましょう!
私の座右の書である「賭博黙示録カイジ」。
漫画を読んだことが無い方には粗筋だけでも
これを読んだだけでもコワくて夜眠れなくなっちゃいますね・・・。眠れなくなる覚悟がある方は、アマゾンで中古をゲットして是非。座右になりますよ!
そのカイジにこんなシーンがあります(セリフは全く同じではありませんが、大体こんな感じ):
カネを借りて逃げ回っている債権者のことを貸金の王(カイジの宿敵)がこう評する。借りたら、何があっても返すこと。それがスジだ。腎臓売ってでも強盗してでもカネを集めて来て返せ。こっちは善意の第三者なんで知らんぷりしとけば強盗で捕まることは無いし! 捕まるのはお前だけ。このシーンで太ったおっさん、経営に行き詰った零細企業のオーナーみたいな感じの人が土下座して泣きながらお札や小銭を床にまき散らしているシーンがあり、とっても惨めでした。足りないけどこれで許してくれませんか? と懇願しているのでしょう。家族が路頭に迷うので・・・。
かくいうこの私も、消費者金融の支店に行って泣きながら小銭を床にぶちまけて(財布の中にとりあえずある分全部)これで許して下さいっとか劇画的なことはしたことありませんが、事実上同じことをしています。もう借金ダルマでにっちもさっちも行かず、給料で返せる限りは返済しましたが、最後自己破産でバックレました。申し訳無い気持ちでいっぱいです・・・。
今回のお題は「債権回収の総まとめ」。借りたカネはしっかり約束した利子を付けて耳を揃えて返すのがスジ。当たり前です。でも返せない、或いは返そうとしないなら、自分から返しに来るのがスジなんだが、電話したり出かけて行ったりして「当たり前」のことを言う。借りたら返せ!
この債権回収をテーマにして分析してみたいと思います!
他の記事でも折々触れておりまして、例えば消費者金融のビジネスモデル関する記事でもある程度述べています:
今回記事を一つ割いて債権回収について述べる理由ですが、取立て、その行為自体や想像だけでも多重債務者にとっては「リアルでコワい」だろうからです。かくいう私もコワかった・・・。毎晩いつ電話が来るのかとビクビクしていました。
昭和的な感覚で、目つきの悪いお兄さんが今で押しかけてきて、今娘を質に入れてでも耳を揃えて返してもらいましょうかね・・・。返すまで玄関口で居座っちゃう。そんな光景が劇画的な債権回収ですが、現代的には(乱暴沙汰は刑法・警察が禁じていることもあり)もうちょっと礼儀正しいです。怒鳴りこみよりまず書面で来るという点で・・・。ですが、礼儀正しくても「借りたら返せ(返さないと知らないよ)」というメッセージは同じなので、字句や挙作が礼儀正しい、或いは慇懃無礼な分、却って冷え冷えとしていてコワい気も・・・。
その恐怖の妄想は一旦措いて、客観的・冷静に債権回収とは何かを分析してみる。恐怖を克服する最初の一歩は、恐怖の対象のそれが何たるか、しっかり把握することから始まります!
法的債務整理という観点でこの記事の意義は? まず債権回収は借金に関わることですので、実態を把握しておいて良い。また、法的債務整理のプロセス自体もある種の債権回収と捉えることが出来ます。この論点も抑えておきましょう!
債権回収とは何か
おっと、ここで債権回収の話になると、みんな顔色変えちゃうんじゃないですか? 私も昔は「債権回収」って聞いただけで胃が痛くなったもんです。毎晩、電話が鳴るたびにビクッとしてね。でも、怖がってばかりじゃダメなんです。まずは冷静に「債権回収」ってやつの正体を知ることから始めましょう。
債権回収って結局なんなの?
簡単に言えば、「借りたカネを返せよ」ってことです。ちょっと硬い言葉で言うと:
債権者が債務者から、約束したお金を取り戻すための色んな行動
要するに、借金取りの正式名称みたいなもんですね。
債権回収の流れ
大体こんな感じで進んでいきます:
- 「そろそろ返済日ですよ~」って優しく言ってくる
- 「ちょっと遅れてますけど?」って手紙が来る
- 「もしもし、お金のことで…」って電話がかかってくる
- 「こんにちは、○○からきました」って突然訪ねてくる
- 「裁判所行きますよ?」って本気モードになる
これ、全部経験済みです。マジでキツかった…。
なんでみんな債権回収を怖がるの?
3つの理由があると思います:
理由 | 俺の場合 |
---|---|
いつ来るか分からない | 職場に電話来たらどうしよう…って毎日ビクビクしてた |
心が追い詰められる | 「俺はクズだ」って自己嫌悪の毎日 |
周りにバレる | 嫁や会社の人に知られたら人生終わり…って |
いつ来るか分からない恐怖
これが一番キツかったです。仕事中に「もしもし、○○さんいらっしゃいますか?」って電話がかかってきたらどうしよう。休日に「○○さんのお宅ですか?」ってチャイムが鳴ったらどうしよう。そんな不安で夜も眠れませんでした。
心が死にそうになる重圧
「なんで俺はこんなダメな奴なんだ」って、毎日自分を責めてました。パチンコ行かなきゃよかった、カードローン使わなきゃよかった…後悔しても後の祭りですよ。
周りにバレる恐怖
これが一番怖かったです。嫁に「あなた、借金あったの!?」って言われる想像したら、冷や汗止まらなくなりました。会社でも「○○さん、借金取りから電話来てますよ」なんて言われたら、その場で地面に穴掘って埋まりたくなりますよね。
債権回収にも法律がある
意外かもしれませんが、債権回収にも色々ルールがあるんです:
- 民法(借金のあれこれが書いてある)
- サービサー法(債権回収のプロに関する法律)
- 貸金業法(消費者金融とかの規制)
これらの法律のおかげで、昔みたいな暴力的な取立ては少なくなりました。まぁ、優しく脅されるようになっただけかもしれませんが…。
まとめ
債権回収は怖いです。でも、怖がってばかりじゃダメなんです。どんな流れで来るのか、なぜ怖いのか、法律はどうなってるのか。知識を持つことで、少しは落ち着いて対処できるようになります。
覚えておいてほしいこと:
- 債権回収は合法的な行為(いくらなんでも無視はマズイ)
- 段階を踏んで来る(いきなり最悪の事態にはならない)
- 怖さの正体は分かってる(予測できないこと、心の重圧、バレること)
- 法律で守られてる部分もある(昔ほど酷い取立てはない)
次は、具体的にどんな回収方法があるのか、もっと詳しく見ていきましょう。私の体験談も交えて、リアルな債権回収の世界をお見せしますよ。心の準備はいいですか?
約束守れ!
まずいつも通り一般論から。例が良いか悪いかどうかは意見の分かれるところです(面白いのは間違いナイ!)。
何かの約束をして、相手が守ってくれたらOK。
守ってくれなかったら、諦めるか、ちょっと無理に履行させる。約束を守らせる際(約束した通り実行させる際)、「自分」で守らせるか「他人の手を借りて」守らせるか、という違いがまずあります。
例を。良いか悪いかは別に・・・。まず私の卑近な例で!
昼キャバ
キャバ嬢と「こんどまた来て指名してくれたらチューしてあげる」という約束をしたとします。履行義務としては、私はお店にまた行く、キャバ嬢の方は来たらチューする。こういうシチュは実際によくありましたが、ほとんど履行されず、こちらから履行させることも出来ませんでした!
行って、本当にチューしてくれたら問題ナシ。ディープかどうか等の問題は別に。
してくれない場合。嫌われるのを覚悟で自分から無理やり唇を奪いに行く。のか。
自分で奪いに行くと「物議を醸す(ヘンタイ、やめて~!)」ので、待遇等の権限を持つ店長(第三者)に仲裁してもらう。とか。常連さんだからトイレの陰で軽くしてあげたら? 等々。それで守ればまぁヨシ。それでも断る場合も御座います。そんな約束したっけ?
ここで、「一部履行」ということも考えられます。チューと言ったら普通口へのキッスだが、ほっぺでお願いします! とか。
良い例でした!
カネが絡む場合
ここからが本論です。借金について。
いわゆる借金でなくとも、モノを買った場合も同じです。洗濯機とかの家電を買ったとします。その対価であるお金を払う約束でゲット出来る。当たり前です。その場でキャッシュで払えば約束履行、ということでそれでオワリ。後払いにして払わなかったら不履行です。お店側(或いはクレジットカード会社)は何とか約束を守らせんとならん・・・。
モノやサービスの売買とは違うお金「自体」の貸し借り。本稿ではこれがメインです。
お金を貸す。利子を付けていついつまでに返す、という約束で貸しています。友人間でも、サラ金から借りるのでも。後者の場合「契約」がその約束ですね。
契約通りに耳を揃えて返せばヨシ。
しらばっくれて返そうとしないなら、何とか返してもらわんとならん。
その何とかして返させる行為を「債権回収」と呼びます。当たり前ですが、まず一般的な定義を。
その際、自分(自社)であの手この手を使って契約を守らせるか、第三者の力を(も)借りるか、と二つの実行パターンに大別出来ます。
以下、「自力」と「他力」に分けて具体的に見ていきます!
債権回収の2つの方法
さて、みなさん。借金取りってのは、ただ怒鳴り込んでくるだけじゃないんですよ。実は、かなり計算された方法で僕らを追い詰めてくるんです。大きく分けて2つの方法があります。「自力回収」と「他力回収」。なんだか格闘技の技みたいですね(笑)。でも、笑い事じゃありません。これらの方法をしっかり理解して、心の準備をしておきましょう。
自力回収
自力回収って、まさに「自分の力で取り立てる」ってことです。消費者金融やクレジットカード会社が自社で行う回収方法ですね。
自力回収の特徴
- 直接的なアプローチ
- 比較的速い
- コストが低い(外部に頼まないので)
自力回収の実態
さあ、ここからが本番です。自力回収の実態、つまり借金取りの生々しい現場をお見せしますよ。私の体験談を交えながら、段階を追って説明していきます。心の準備はいいですか?じゃあ、潜入開始!
督促状の送付
まず最初にくるのが、この「督促状」ってやつです。
督促状の特徴
- 丁寧な言葉遣い(最初は)
- 段階的にトーンが変化
- 法的措置の予告(最後の手段)
私の体験談
最初の督促状を見た時の私:「あ、そういえば払い忘れてた...」 3通目の督促状を見た時の私:「やばい、マジでやばい...」
督促状には大体こんなことが書いてあります:
【督促状の内容例】
1通目:「お支払いが遅れているようですが...」
2通目:「至急のご連絡をお願いいたします」
3通目:「このままですと、法的措置を...」
正直、3通目が来た時はもう夜も眠れませんでしたね。
電話による催促
督促状で反応がないと、次は電話攻撃が始まります。
電話催促の特徴
- 頻度:初めは週1回程度→だんだん増える
- 時間帯:昼間の職場→夜の自宅→休日
- 話し方:最初は丁寧→次第に厳しく
恐怖のエスカレート表
段階 | 電話の内容 | 私の心境 |
---|---|---|
1 | 「お支払いについて確認したいのですが...」 | 「やばい、でも何とかなるかも」 |
2 | 「至急ご連絡ください。このままでは...」 | 「マジでどうしよう...」 |
3 | 「法的措置も検討せざるを得ません」 | 「もう終わった...」 |
私の場合、職場に電話がかかってきた時が一番怖かったです。上司に「君、なんか変な電話来てるよ?」って言われた時は、その場で倒れそうになりました。
訪問による回収
電話でも応じない場合、最終手段として訪問してきます。
訪問回収の特徴
- 予告なし(大抵)
- 複数人で来ることも
- 粘り強さ(帰る気配なし)
私の恐怖体験
ある日の休日、チャイムが鳴りました。ドアを開けると...
私:「は、はい...」
回収人:「○○さんのお宅ですね。△△ファイナンスの者です。」
私:(頭の中)「あぁ...ついに来た...」
回収人:「お支払いのことでお伺いしました。ご在宅とのことなので...」
私:「あの...今手元に...」
回収人:「では、お支払いの計画を立てましょう。帰るつもりはありませんので。」
この時の恐怖は言葉では表せません。玄関で3時間も立ち話させられました。
自力回収の心理的影響
自力回収を経験すると、こんな心理状態になります:
- 常に不安(いつ来るかわからない)
- 罪悪感(自分が悪いんだ...)
- 孤立感(誰にも相談できない)
- 絶望感(もう終わりだ...)
私の場合、うつ状態になって仕事にも集中できなくなりました。お酒の量も増えて...悪循環ですよね。
自力回収への対処法
でも、こんな状況でも対処法はあります!
- 無視しない(悪化するだけ)
- 交渉する(返済プランを提案)
- 専門家に相談(一人で抱え込まない)
- 債務整理を検討(最終手段として)
私は2の交渉で何とか乗り切りました。でも、もっと早く3の専門家に相談していれば...と今でも後悔しています。
次に具体的な例を考えます。一番端的なサラ金で。
中堅の消費者金融「にこにこローン㈱」が、ある中年男性に500万円が条件のカードローン貸出枠を設定したとします。案外収入があるので、ガッツリ設定しました。利率は計算し易くするために年利12% = 月利1%とします(実際にはもうちょっと高いでしょう)。
約束、或いは契約としては、最低毎月利息分はカード振り込みで返すこと。マックスまで借りたら1%なので5万円です。それを超えて元本も返してもらうのはもちろん構わない。最低5万円毎月振り込んでくれる限りは約束を守ってるってことでOK(カモということで放置する)。
さてこの中年男性、スロット狂で、妻子がある身ながらこっそりサラ金に手を出してしまいました。「弾」は500万円まである! ということで、エスパスに連日通いスロットに突っ込み続け、すぐ500万円まで行ってしまったとします。
最初のうちは自分の小遣いから毎月5万円は返していました。約束守ってます。でも朝キャバに行ったり、毎日でなくともキャバの後にはスロットをやりたいので、やりくりが出来なくて来ました・・・。カミさんから貰っているのは月に8万円で、飯代もあるので。かといってカミさんに増やしてくれとも言えん。言ったらスロットやサラ金のことがばれる。
で、ある月に小遣いでは足りなくなり、5万円振り込めなくなりました!
ここで、借金を返すための借金をするという自転車操業の「多重債務者」という道もあります。一応他のサラ金にも貸してくれるか審査を頼みましたが、他社で500万円パンパンになっているのが分かるので、「残念ながら」お断り申し上げます、とのこと。
銀行強盗も出来ないし・・・。カミさんには絶対に言えん。なら「自分としては出来ることはやった」し、無いものは無いので返せないな、と考え振り込まずに放って置きました!
ここで、毎月5日とかの振込日を過ぎても客から最低限の金額が振り込まれていない場合、契約不履行ということで担当の支店のPCに「黄フラグ」が立ちます。
さて通常の契約条項ですと、こうやって一度でも支払モレがあるとその時点で元本含めて全額一括請求することが出来るとなっている場合も多いです。が、そこはお客様(カモ)なのでどうするか。支店の債権回収担当の出番です。
「ちゃんと返して」って伝えることになりますが、コミュニケーション・チャネルは色々考えられます:
- 会って、面と向かって
- お電話
- メール
- お手紙
こんな感じでしょうか。昭和のサラ金黎明期ですと、家まで押しかけて「どうなっとんや、おっさん!」と怒鳴るケースもあったでしょう(立場が逆転していることもあり)。それか電話越しで怒鳴るか。当時はメールが無かったんで・・・。
「怒鳴る」と脅迫行為と見做され警察がうるさい。このため、現代のサラ金の債権回収マンは最後の最後までキレるのを我慢します。段々言葉遣いが粗くなる(敬語ではなくなる)、ぐらいは許されるかもしれません。
この連絡方法は会社や滞納の額・期間によって色々かと思われます。訪問は最終手段でしょう。お電話も今の時代では少ないかも。メールはありえますし(特に軽微な場合)、一般には「お手紙」が多いらしい。但し慇懃無礼なものです。
お手紙も二~三回ぐらいまではお送りします。払ってくれ、というだけの内容のお手紙から始まり、払わないと知らないよ、というきつめのお手紙がそのうち届きます。
お手紙について正式な内容はこちらの記事を
さて、メールやお手紙、たまには電話などして(あの、お支払いが少し遅れてるみたいなんですが・・・お忙しくてお忘れになっているかもしれませんが・・・)またこのおっさんが月毎の支払いを開始してくれたらOK。遅れた分の遅延追加利息とかもちょっとなら目をつぶる。
お電話については、そのうちAIが代行してくれる時代が来るかもしれません。若い女性の声で、あの今月分のお支払いが・・・。電話口で最初実際の人間かと思っていたら杓子定規な返答しかしないので、マシンだろうか・・・とか。
ここまでが、約束を自分(自社)で守らせる「自力」です。
それでも何か月も放置プレーされた場合。警察がうるさいのでバットをもって殴り込みが出来ない。すると自力ではこれ以上出来ない。なら他人の手を借りようか・・・。
他力回収
他力回収は、「他人の力を借りて取り立てる」方法です。専門の業者や法的な手段を使うんですね。
他力回収の特徴
- 専門知識や法的権限を活用
- 時間がかかる場合が多い
- コストが高い(でも確実性は高い)
他力回収の具体例
方法 | 説明 | 怖さレベル(私調べ) |
---|---|---|
サービサー委託 | 債権回収のプロに任せる | ★★★★☆ |
少額訴訟 | 60万円以下の債権を簡易裁判で回収 | ★★★★★ |
支払督促 | 裁判所からのお達しで支払いを促す | ★★★★★ |
通常訴訟 | 本格的な裁判で取り立てる | ★★★★★★(マジでヤバイ) |
私、一度サービサーに追われたことがあるんですが、マジでプロでした。逃げ場所なしって感じ...。
何を言っても振り込んでくれない場合「給与口座の差押え」が一般的です。本人自らATMでの振り込みという(能動的な)行動により返してくれない場合、キャッシュが溜まっていると分かっている場所から先に取っちゃう、という感じです。払うと約束して払わないんだからしょうがないですね!
これも自力で出来たら手間が省けます。例えばこの中年男性がみずほ銀行に口座を持っており、そこが給与振込口座になっていると分かっているとします。でもにこにこローンからみずほ銀行に、こいつ払ってくれないから口座に入ってくるカネこっちに先に流してくれる? と自助努力の精神で伝えてもそうはしてくれません。みずほ銀行にとっても預金者なので、他の金融機関がそう言ったからといって勝手なことは出来ないためです。
ならどうするか? 他力で。裁判所に「こういう契約をして何か月も履行してないから差押え命令を出して下さい」と面倒で時間も掛かりますがお願いします。その上で裁判所が「もっとも」と認めて許可したら、みずほ銀行に言って「お墨付きがあるんで」ということで晴れて先に抜き取ることが出来ます。引き出しスピード合戦にならないように!
実際に裁判所に依頼するケースはそう多くありません。なお粘って「お手紙」で最後お知らせしますが、払ってくれないと裁判所にお願いして差押えしてもらう「かも」とお願いします。すると、諦めて、或いは会社やら銀行やらカミさんに知られるのが怖くて払い始めることも多いでしょう。他力をちらつかせた自力、というところでしょうか。
それでもダメなら、本当に裁判所が登場する。他力本願です。かなり時間も手間もかかるので、貸し手としてもこれは避けたい所なんですが・・・。
ちなみに、消費者金融は「貸して、足して返してもらう」のが商売ですので、貸す方(営業・審査)も重要ですが、返してもらう(債権回収)も表裏一体で重要です。この場合、仕事としては貸す方がラクですね。ニコニコして貸せばいいだけなので。債権回収はお客さんにイヤな顔をされたり、裁判所をちらつかせたり、本当に裁判所に申請したり、エリートコースの一つかもしれませんがイヤな仕事です。客をジワジワ追い詰めるのが好きなSの人には向いている可能性あり。
ご参考
「他力」という意味では、裁判所にお願いする以外に、他社に「債権回収を外注する」という行為があります。
この債権回収に特化した組織のことを「サービサー」と呼びます。あまり良いネーミングではナイ(コレクターの方が分かり易い)。
但し、サービサーを利用するのは「B2B」が多いようです。銀行が中小企業に貸し出すローンなど。不良債権の回収屋というのか。
理論的には「リテール」、つまり消費者金融 vs. 個人の債務者という枠組みでのサービサーもあり得ます。が、個々のローンのロットが小さいのであまり「特化」に向いていないかもしれませんね。
自力回収と他力回収の違い
簡単に言うと:
- 自力回収:「おい、金返せよ!」(直接的)
- 他力回収:「裁判所を通して、きちんと返してもらいますからね」(間接的だけど重み大)
債務者にとってのインパクト
正直、どっちも怖いです。でも、他力回収の方が「本気度」は高いんです。特に法的手段となると、もう逃げ場がなくなる感じ。
私の場合、自力回収の段階で何とか返済プランを立てられましたが、他力回収まで行っていたら...考えただけでゾッとします。
まとめ
覚えておいてほしいポイント:
- 債権回収には「自力」と「他力」がある
- 自力回収は速いけど、他力回収はより強力
- どちらも怖いけど、他力回収は特に要注意
- 早めの対応が大事(後になればなるほど選択肢が狭まる)
法的債務整理との関係
さて、ここまで債権回収の怖さについてお話ししてきましたが、ここからは希望の光が見えてくる「法的債務整理」についてお話しします。借金地獄から抜け出す、最後の切り札とも言える方法です。私も実際にこの道を選んだ一人ですからね。
法的債務整理とは?
簡単に言うと、「借金を法的に整理する方法」です。主に以下の2つがあります:
- 任意整理
- 自己破産
これらは、債権回収から身を守るための盾のようなものです。でも、使い方を間違えると大変なことになるので要注意!
任意整理
任意整理は基本裁判所をかまさずに「当事者同士」で返済条件の変更等を協議し合意に至るものです。
債務者の方から弁護士なりを雇って元本や金利の減免を持ち掛ける場合が多いです。
一方、債権者から持ち掛けても構いません。特に額が大きく一部でも返して欲しい場合。ケースとしては少ないでしょうが、あるでしょうね。
これは債権回収という意味では「自力」ですね。回収も他力よりは早いしお手軽。但し、条件を緩めてやるのでキスの例で言うと口の約束だったけどほっぺで我慢してやる、という「一部履行」でしょう。妥協というのか。
或いは、最初持ち掛けたのが債権者側でも交渉を何度も重ねる場合(ボールを投げあう場合)、自力度が高い。
任意整理の特徴
- 裁判所を介さない
- 債権者と直接交渉
- 金利を引き下げたり、返済計画を立て直したりする
私の任意整理体験
私:「もう返せません...どうにかなりませんか?」
弁護士:「任意整理で交渉してみましょう。」
債権者:「わかりました。では金利を5%に下げて...」
私:(心の中で)「やった!これで少し楽になる!」
任意整理のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
比較的早く解決できる | 債権者の同意が必要 |
信用情報に傷がつきにくい | 全額免除は難しい |
財産を手放さなくて済む | 交渉力が必要 |
自己破産
自己破産は、手持ちの財産を全て借金に充てて、残りは帳消しにしてもらうという手続きです。
こちらも、債務者からイニシアチブを取る場合の方が圧倒的に多い。
一方、債権者側から申請することも可能です。中年男性の例ですと、高級車を持っているのが分かっているので、財布はすっからかんだがせめてそれを売って(300万円ぐらい)、500万円の一部に充ててほしい。そうしたら残りは諦めてやろう、とか。
これは裁判所命令によるものです。なので債権回収という意味では「他力」。但し手間と時間が掛かります。
いつもは債務者の立場から任意整理と自己破産について述べておりますが、今回は債権者の目線で考えてみました。債務者側と同じく、それぞれメリット・デメリットがある。任意整理は早くてお手軽。でも交渉が要るし「どれくらい取り返せるかはっきりしない」。自己破産は持ってる分はバサッと取り返せる。その分時間と手間が掛かる。
消費者金融では、こういう判断も債権回収担当マネージャーの仕事かと思われますが・・・これもイヤな仕事です。
なお、上記の給与口座の差押え「自体」は分類として法的債務整理ではありません。債権者が申し立てた場合、その解決「手段」の一つとして採用されることは大いにあり得ます。
以上、こういった内容も多重債務者の法的債務整理に直接応用できるわけではありませんが、相手方である債権者のオプションについて把握しておく、という意味でご解説申し上げました!
自己破産の特徴
- 裁判所を介する
- 債務を帳消しにできる
- 財産の一部を手放す必要がある
私の自己破産体験
正直、自己破産は最後の手段でした。でも、もう他に選択肢がなかったんです。
裁判官:「債務者○○の破産を言い渡します。」
私:(涙ぐみながら)「これで...やっと終わるんだ...」
自己破産のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
債務が帳消しになる | 信用情報に大きな傷がつく |
債権者からの取立てが止まる | 一定期間は新たな借入ができない |
心理的な負担が軽くなる | 一部の職業に就けなくなる可能性がある |
法的債務整理と債権回収の関係
ここが重要です!法的債務整理を始めると、債権回収は基本的にストップします。
- 任意整理:弁護士が間に入ることで、直接の取立てが止まる
- 自己破産:申立てと同時に取立てが法的に禁止される
つまり、法的債務整理は「債権回収からの逃げ道」とも言えるんです。
どちらを選ぶべき?
正直、これは個人の状況によります。私の場合は:
- まず任意整理を試みた
- それでも返済が厳しかったので、最終的に自己破産を選択
選択のポイントは以下の通りです:
- 借金の総額
- 収入の状況
- 財産の有無
- 将来の見通し
法的債務整理のタイミング
ここ、超重要です!私の経験から言わせてもらうと:
「もう無理かも...」と思った時が、専門家に相談するべきタイミング
遅すぎると選択肢が狭まります。早めの決断が大切です。
まとめ
法的債務整理は、債権回収から身を守る最後の砦です。でも、使い方を誤ると大変なことに。以下のポイントを覚えておいてください:
- 任意整理と自己破産、それぞれ特徴がある
- 個人の状況に応じて選択する
- 専門家(弁護士・司法書士)に相談するのが賢明
- タイミングが重要(早すぎず、遅すぎず)
私も最初は恥ずかしくて誰にも相談できませんでした。でも、勇気を出して専門家に相談して本当に良かった。みなさんも一人で抱え込まず、ぜひ専門家に相談してみてください。
債権回収から身を守るためのTips
さて、みなさん。ここからが本当の勝負です。債権回収から身を守る具体的な方法をお教えしましょう。私が血と汗と涙(ちょっと大げさかな?)で学んだ知恵の数々、しっかり覚えてくださいね。
基本的な心構え
まずは心構えから。これ、マジで大事です。
- 逃げない(逃げても追いかけられるだけ)
- 隠さない(正直に状況を説明する)
- 諦めない(必ず道は開ける)
この3つ、簡単そうで難しいんですよ。私も最初は逃げてばかりいました。でも、それじゃダメなんです。
具体的な対処法
連絡を取る
「えっ、自分から連絡するの?」って思うでしょ。でも、これが意外と効果的なんです。
- メリット:
- 誠意を示せる(返す気があると分かってもらえる)
- 交渉の余地が生まれる(話し合いの機会ができる)
- 強硬手段を取られにくくなる(逃げる気がないと分かってもらえる)
私の場合、勇気を出して電話したら、意外にも担当者が柔軟に対応してくれたんですよ。ビックリしましたね。
返済計画を立てる
「計画性のない人間」の代表みたいな私でも、これはやりました。
- 収入を正確に把握する(甘い見積もりは禁物)
- 必要最低限の生活費を算出(贅沢は言えません)
- 返済可能額を算定(無理のない額に)
- 債権者に提案(具体的な数字を示す)
表にすると、こんな感じです:
項目 | 金額 |
---|---|
月収 | 25万円(残業代込み) |
生活費 | 15万円(家賃、食費、光熱費) |
返済可能額 | 10万円(頑張ればこれくらい) |
これを債権者に示すと、意外と理解してくれるものです。「ちゃんと考えているんだな」って感じてもらえるんです。
専門家に相談する
これ、本当に大事です。私も最初は「恥ずかしい」とか「お金かかりそう」とか思って躊躇してました。でも、結局これが一番の救いになりました。
- 相談先:
- 弁護士(法律のプロ。強い味方になってくれます)
- 司法書士(手続きのプロ。細かいところまでサポートしてくれます)
- 消費生活センター(無料で相談できます。最初の一歩にはうってつけ)
専門家は法律や交渉のプロ。彼らの力を借りることで、状況が一変することもあります。「こんな方法があったのか!」って驚くこともありますよ。
よくある間違い
ここで、私が実際にやってしまった(そしてマジで後悔した)間違いをご紹介。
- 借金で借金を返す
- 結果:自転車操業に陥る(最後は大惨事)
- 闇金に手を出す
- 結果:もっと深みにはまる(這い上がるのはほぼ不可能)
- ギャンブルで一発逆転を狙う
- 結果:言わずもがな...(カイジじゃないんだから)
これらは絶対にやらないでください。マジで人生終わります。私みたいな目に遭いたくなかったら、しっかり覚えておいてくださいね。
心のケア
債権回収に直面すると、精神的にも追い詰められます。心のケアも忘れずに。
- ストレス解消法を見つける
- 運動(私は走り込みました。借金から逃げるみたいに)
- 趣味(漫画を読むのが私の場合。特にカイジ!)
- 瞑想(といっても、ただボーっとしてただけかも)
- 信頼できる人に相談する(一人で抱え込まないで。親友の存在が私を救ってくれました)
- 必要なら専門家(カウンセラーなど)に相談する(恥ずかしがらずに。メンタルも大事です)
私の場合、漫画を読むことが最高のストレス解消法でした。特に「カイジ」ね!あいつの根性には勇気づけられましたよ。
長期的な対策
債権回収から身を守るのは一時的な対策。長期的には以下のことを心がけましょう。
- 家計管理をしっかりする(浪費癖は命取りです)
- 貯金の習慣をつける(月1000円からでもいいんです。習慣が大事)
- 金融リテラシーを高める(無知は罪。勉強しましょう)
- 収入を増やす方法を考える(副業でもいいし、スキルアップでもいい)
これらは、再び債務に陥らないためのライフスキルです。私も今ではちょっとはマシになりました。
まとめ
債権回収から身を守るためのTipsをまとめると:
- 基本的な心構えを忘れずに(逃げない、隠さない、諦めない)
- 具体的な対処法を実践する(連絡を取る、計画を立てる、専門家に相談する)
- よくある間違いに気をつける(借金で借金返さない、闇金使わない、ギャンブルしない)
- 心のケアも忘れずに(ストレス発散、相談する)
- 長期的な対策も考える(家計管理、貯金、勉強)
これらを実践すれば、必ず道は開けます。私がそうだったように、皆さんにも希望はあります。諦めないでください!
「賭博黙示録カイジ」からの学び
さて、みなさん。ここからは私の人生を変えた「賭博黙示録カイジ」から学んだ教訓をお話しします。借金地獄からの脱出、実は漫画にヒントがあったんです!心の準備はいいですか?それじゃ、行きますよ!
「カイジ」とは?
まず、「賭博黙示録カイジ」について簡単に説明しましょう。
- 作者:福本伸行
- ジャンル:ギャンブル漫画
- 主人公:伊藤開司(カイジ)
- 特徴:極限状況での人間ドラマ
この漫画、借金地獄に陥った主人公が、様々なギャンブルに挑戦して這い上がっていく物語なんです。私、これを読んで本当に勇気づけられました。
カイジから学んだ3つの教訓
諦めないこと
カイジ、何度絶体絶命のピンチに陥っても諦めないんです。これ、本当に大事。
「人間、諦めたらそこで試合終了ですよ」(安西先生)
この名言、漫画は違いますが私の座右の銘になりました。借金返済中、何度も諦めそうになったけど、この言葉を思い出して踏ん張りました。
冷静に状況を分析すること
カイジ、ピンチの時こそ冷静に状況を分析するんです。これ、債権回収に直面した時にも役立ちました。
例:
- 自分の現在の状況を正確に把握する
- 債権者の動きを予測する
- 取れる選択肢を整理する
こうやって冷静に考えることで、最善の対処法が見えてくるんです。
仲間の大切さ
カイジ、一人じゃないんです。仲間と協力して難関を乗り越えていく。これ、現実の借金問題でも同じなんです。
- 信頼できる友人に相談する
- 家族のサポートを得る
- 専門家(弁護士、司法書士)と協力する
一人で抱え込まず、助けを求めることの大切さを学びました。
「カイジ」から学ぶ債務返済のコツ
- 現状を正確に把握する(カイジの冷静な分析力)
- 諦めずに取り組む(カイジの不屈の精神)
- 知恵を絞って対策を考える(カイジの創意工夫)
- 信頼できる仲間と協力する(カイジの絆)
- リスクを慎重に見極める(カイジの洞察力)
最後に
「カイジ」は単なる漫画じゃありません。人生の教科書です。借金問題に直面したとき、カイジの姿勢から学べることがたくさんあるんです。
多重債務者の心理と対処法
さて、みなさん。ここからは多重債務者の心理状態と、それに対する具体的な対処法についてお話しします。私自身の経験も交えながら、できるだけ分かりやすく説明していきますね。
多重債務者の心理状態
多重債務に陥ると、こんな心理状態になります:
- 不安と恐怖
- 罪悪感
- 孤独感
- 絶望感
私の場合、毎日が地獄でした。夜も眠れず、「もうダメだ」って何度も思いました。
不安と恐怖の正体
- 債権者からの取り立て
- 家族や職場にバレること
- 将来への不安
これらが合わさって、常に胃が痛い状態でした。
罪悪感との闘い
「自分が悪いんだ」「もっと真面目に生きていれば...」
こんな思いが頭から離れませんでした。でも、これは建設的じゃないんです。
心理状態への対処法
では、こういった心理状態にどう対処すればいいのか?
心理状態 | 対処法 |
---|---|
不安と恐怖 | 情報収集と専門家への相談 |
罪悪感 | 自己肯定感を高める活動 |
孤独感 | 信頼できる人への相談 |
絶望感 | 小さな目標設定と達成 |
情報収集と専門家への相談
不安や恐怖の多くは、正確な情報がないことから来ています。だから:
- 債務整理の方法を調べる
- 弁護士や司法書士に相談する
- 消費生活センターを利用する
これらの行動が、不安を軽減する第一歩になります。
自己肯定感を高める
罪悪感に押しつぶされそうになったら:
- 日記をつけて小さな成果を記録する
- 趣味や運動で気分転換を図る
- 自己啓発本を読む
私の場合、「カイジ」を読んで勇気づけられました。「諦めなければ道は開ける」って信じられるようになったんです。
孤独感への対処
- 家族や親友に正直に打ち明ける
- 同じ境遇の人とオンラインで交流する
- サポートグループに参加する
一人で抱え込まないことが大切です。話すだけでも心が軽くなりますよ。
絶望感からの脱出
- 1日1つ、小さな目標を立てる
- 達成したら自分を褒める
- 長期的な返済計画を立てる
小さな成功体験の積み重ねが、希望につながります。
メンタルヘルスケアの重要性
多重債務の問題は、単なる金銭的な問題ではありません。精神的な健康も大きく影響を受けます。
- ストレス解消法を見つける
- 規則正しい生活を心がける
- 必要ならカウンセリングを受ける
心の健康を保つことが、問題解決の土台になります。
再発防止のために
多重債務から抜け出した後も、再発防止は重要です:
- 家計簿をつける習慣をつける
- クレジットカードの使用を控える
- 貯金の習慣をつける
- 金融リテラシーを高める
これらの習慣が、将来の自分を守ってくれます。
最後に
多重債務の問題は、決して恥ずかしいことではありません。誰にでも起こりうることなんです。大切なのは、前を向いて一歩ずつ進むこと。
「人間、諦めたらそこで試合終了ですよ」(安西先生)
この言葉を胸に、一緒に頑張りましょう。必ず道は開けます!
次は、この記事のまとめに入ります。ここまでの内容を振り返りながら、最後のメッセージをお伝えしますね。心の準備はいいですか?
まとめ
さて、みなさん。長い旅路もいよいよ終わりです。債権回収の実態から対処法まで、私の失敗談や成功体験を交えながらお話ししてきました。最後に、これまでの内容を振り返りつつ、みなさんへのメッセージをお伝えしたいと思います。
- 約束は守ればOK。守らないなら、自分で何とかするか他の人に助けてもらう。
- 借金の取立てを想像するとコワい。でも昭和ではないので表面上はそうコワくない。
- お手紙が多いらしい。礼儀正しい文面だが、段々と内容がキツくなってくる。
- 回収する側も、自分でやるか、第三者に登場してもらうかという問題はある。
- 面倒だが一番多いのが給与口座の差押え。
- 任意整理(自力の交渉)や自己破産(他力の命令)に頼ることもあり得る。
昭和の取立てを想像するとコワいですが、債権者側もそう無理は出来ない世の中のなので、多重債務者の方も弁護士・司法書士事務所と相談の上じっくり対応して下さい。特に自己破産については申請した時点で「お手紙」すら届かなくなります!